輸出企業の膨大な為替差益

外国為替の変動で損得が企業や国民に発生します。先日は消費者の立場で発言させてもらいましたが、今日は輸出企業の立場で話しをしたいと思います。

昨年11月6日の日本経済新聞の記事に日産自動車の最高執行責任者の発言として「通期の想定為替レートは対ドルで82円から79円70銭、対ユーロで105円から101円80銭に見直した。」とEvernoteのノート検索が出てきました。

当時は、超円高であった中で80円から79円に突入時の経営者の発言でした。しかし、その直後から、まだ野党第一党の安部総裁の発言をきっかけに円高が反転しはじめ、総選挙の勝利、首相になった以降円安が続いています。

昨日2月1日の為替レートは対ドル92.75円、対ユーロ126.56円です。最高執行責任者発言の想定為替レートと比較すると、その差額は対ドルで13.05円、対ユーロで24.76円で、単純計算ではないにしろ輸出企業にとって為替差益が発生することになります。

そして、為替差益の関係から、日産自動車の株価は昨年11月6日の677円から約3ヶ月後の昨日の終値935円と急上昇しています。
投資家は25年3月期の決算を見越して、買いを入れているのでしょう。

日本は資源がないため、加工貿易と言って、資源を輸入して製品として加工して輸出を増やすことで国を豊かにしてきました。しかし、東日本大震災もあって、現在は貿易赤字が年間2兆円にもなっています。さらに、国の債務額が1000兆円でGDPの約2倍でこんな国は世界にありません。

どこまで円安が続くかわかりませんが、予測では95円という記事もありました。輸出企業の経営者は100円が妥当とする発言もあります。

来年から消費税が段階的に8%、10%と上がります。また、円安が続けば、消費者物価は確実に上がるでしょう。輸出企業は儲かりますが、消費者は賃金が上がらないと不満は爆発するでしょう。国内経済の裾野が広がることを期待したいものです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

電気自動車、急速充電器普及の動きをまとめました

私は1年前、自動車の買い替えの候補の一つに日産のリーフを考えていました。しかし、一回の充電の走行距離が200キロと短く、車体価格が高い、急速充電器の数が限られていたので、結局、ガソリン車を購入しました。でも、エコカーの究極が電気自動車ですし、試乗の体感から電気自動車の普及を応援したいと思っています。

そこで、電気自動車用の急速充電器が普及に欠かせないものの一つであると考え、Evernoteでキーワード「急速充電」で検索した記事を時系列に並べてみました。なお、カッコ書きの年月日は記事を取得した日です。

・日産自動車は電気自動車(EV)「リーフ」の急速充電器の国内設置数を2015年に現状の5倍の5000基に増やす。(24年3月19日)

・経済産業省は4日夕、政府のグリーン成長戦略の柱に据える「蓄電池戦略」を公表した。(中略)
20年までに電気自動車の航続距離を2倍にすることを目指し、普通充電器の200万基、急速充電器5000基の整備を急ぐ。(24年7月4日)

・日産自動車と住友商事、JX日鉱日石エネルギーなどは4日、共同で電気自動車(EV)の急速充電設備を2020年までに4000カ所に増やすと発表した。(24年9月5日)

・経済産業省は電気自動車(EV)用の充電設備に総額500億円以上を補助する。高速道路のサービスエリア(SA)や幹線道沿いの商業施設を中心に急速充電器の設置をて、EVを世界に先駆けて本格普及させるためのインフラを整える。(25年1月6日)

・政府は補正予算案でEVなどの充電器の整備費として1005億円を盛り込んだ。基金を作って、今後1〜2年で集中的に整備する。充電が15〜30分で済む急速充電器で3万5700基、4〜7時間かかる普通充電器で7万4000基の導入を見込む。急速充電器は2020年までに5000基導入する目標を立てていたが、6〜7年前倒しすることになる。(25年1月18日)

・米エネルギー省は31日、米自動車大手3社や米グーグル、米ゼネラル・エレクトリック(GE)など13社と電気自動車(EV)普及へ協力すると発表した。充電スタンドを5年間で10倍にする目標を設定。日本勢では日産自動車が参加する。(中略)
日産は構想を受け、急速充電スタンドを新設する。エネルギー省は13社を技術的に支援。各社の取り組みに関する情報も集約して共有する仕組みとする。(25年2月1日)

・日産自動車と米電力大手NRGエナジーは1日までに、全米の主要都市で計500カ所に電気自動車(EV)の急速充電器を今後1年半で設置すると発表した。日産は米国でもEV「リーフ」の低価格モデルを追加投入しており、充電インフラを自ら整備していくことでEVの普及を図りたい考えだ。(25年2月2日)

電気自動車普及の足かせの一つである急速充電器の設置が日米政府の後押しで早くなりそうです。

電気自動車の価格も徐々に下がっていくでしょう。先日、日産リーフは一律28万円下げました。

欲を言えば、電池の改良ですか。一回の充電で400キロ走行できるよう、電池の容量を増やすことですね。記事にあるように政府は2020年までに現在の2倍にする目標を掲げています。

あなたは、電気自動車の日産リーフや三菱アイミーブを見たことありますか?今の販売台数では意識しないとみつからないでしょう。

余談ですが、電気自動車の販売台数はガソリン価格にも影響すると考えています。原油価格が高騰し、円安が進んだら一気に跳ね上がりますからね。電気自動車の電気代は物凄く安いのご存知ですか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

円安と物価上昇

外国為替の円ドルレートが70円台で、超円高と言われてました。

しかし、政権が民主から自民に変わったら、あれよあれよと80円を突破して、90円をうかがう水準まできました。為替だけで20%以上の上昇です。

我々が消費している食料や衣料などは大半が海外で生産されて、国内に輸入されているものばかり。

為替に敏感な小麦や石油の国内価格は円安で上昇するでしょう。新聞に大きな見出しで記事になること間違いなしです。

新政権は物価上昇を2%に設定しようと日銀と協議しているようですが、この円安で軽く2%を超えてくるでしょう。

消費者の収入も上昇すれば文句は出ないでしょうが、物価だけが上がるの気がして仕方がない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)